「歯垢」の正体
歯周病は歯の表面につく歯垢によっておこる「歯の周りの病気」です。
歯垢というものは、日常生活をするかぎり継続的に発生してしまいます。
歯垢の正体は実は「細菌のかたまり」なのです。
今まで食べ物のごみかすと勘違いしていた人は、この機会にこの現実を受け入れましょう。
歯周病には2種類ある
歯周病には大きく分けて2種類あります。
歯ぐきの炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎。
歯を支えている歯槽骨が溶けてしまう歯周炎です。
世間一般で言われる歯槽膿漏は成人性歯周炎といいます。
この様に歯周病にはいろいろな種類があります。

歯周病治療は病状の進行を遅らせる事が目的

歯周病のやっかいな所は、病状が進行しても「自覚症状」が殆ど無い事です。
加えて、歯周病は完治が非常に難しい病気です。
しかしながら、病の進行を遅らせる事は可能です。
一生のうち、歯が抜け落ちてゆくスピードを遅らせられれば
80歳で20本以上の歯を残す事は十分可能です。
治療は程度によって異なります
歯周病は完全に治るものではありませんが、
初期段階であれば完治する場合もあります。
通常はある程度進行してしまっていますので、
定期的に来院して頂く事になります。
短期間で治せる病気ではないという事を十分理解して、日頃から
メンテナンスをしっかり行いましょう。
